脱毛当日や翌日に運動してはいけない理由|脱毛後の運動はいつから?

脱毛

エステなどで光脱毛を受ける場合や、クリニックで医療レーザーを受ける場合、脱毛の当日や翌日には運動を控えるようにと説明をされますよね。

なぜ脱毛の当日や翌日に運動をしてはいけないのでしょうか?さらに、運動以外にも脱毛前後に気をつけるべきことはあるのでしょうか?

ここでは、脱毛後に運動をしてはいけない理由と、いつから運動をしてもよいのか、そして運動以外にも気をつけるべきことがあるのかどうかについてご説明していきます。

脱毛当日や翌日に運動してはいけない理由とは?

冒頭でも触れたように、エステやクリニックで脱毛の施術を申し込むと、いくつかの注意事項が記載された紙を渡され説明を受けます。その注意事項を読んでいくと「脱毛の当日や翌日には過激な運動は控えましょう。」という記載があることに気がつきます。

実は脱毛後の運動で肌に熱を帯びると、肌トラブルの原因になるためこのような記載があるのです。

理解を深めるため、光脱毛やレーザー脱毛について簡単にご説明をします。光脱毛やレーザー脱毛ではムダ毛があるお肌に、光やレーザーを照射します。そうすると、その光やレーザーはムダ毛の黒い色素に反応をして、そこで熱エネルギーに変換されます。熱エネルギーに変換されたレーザーや光は、ムダ毛にダメージを与えます。

それを何度も繰り返していくうちに、ムダ毛が生えないお肌になっていくのです。ですから脱毛の施術の際に、痛みや熱さを感じていなくても、お肌の表面もしくは内部では軽いヤケドを負った状態になっています。

そのためエステやクリニックで脱毛をした場合、脱毛の後にはお肌の冷却を必ずしてもらいます。

脱毛の当日や翌日には過激な運動をしてはいけないのは、「その後もしばらくはできるだけお肌をクールダウンした状態をキープしたいから。」ということなのです。

運動をしてしまうと全身の血流が良くなり、体が熱を持ってしまいます。脱毛後のお肌に熱を加えることは、肌トラブルを生じる原因になりかねません。ですから、エステやクリニックで脱毛を行う場合にはこのような「脱毛の当日や翌日には過激な運動は控えましょう。」という説明を必ずされるのです。

エステやクリニックで脱毛を行う場合に限らず、自宅で家庭用脱毛器などを使用して脱毛を行った場合にも、脱毛をした当日と翌日の運動を控えることをオススメします。

運動以外にも脱毛前後に気をつけることはある?

運動を控える以外にも脱毛前後に気をつけることはあるのでしょうか?上で説明したように脱毛をすることでお肌に多少なりともダメージが加わります。ですから運動だけに限らず、運動以外にもお肌に負担が加わるようなことを避けるように気をつけなくてはいけません。

具体的には以下のようなことが禁止されている行為になりますので、これらのことに気をつけましょう。

・脱毛した日は入浴、サウナ、マッサージ、岩盤欲、温泉など体温が上がってしまうことは禁止(入浴に関しては、シャワーであればOKです。)
・脱毛する前後12時間は飲酒禁止(運動や入浴と同様の理由で、飲酒も禁止です。)
・脱毛前後は日焼け禁止(脱毛前に日焼けしてしまうと、脱毛の施術をしてもらえないことがあります。)
・脱毛の前後10日間くらいは予防接種禁止。

このように脱毛前後には気をつけなくてはいけないことがさまざまあります。

他にもたとえば、妊娠中のかたや授乳中のかたは基本的にどのサロンやクリニックでも施術を断られると考えていたほうが良いです。また、結婚式の予定が1ヶ月以内の方は施術を断られることが多いです。これは、脱毛の施術によってトラブルが生じてしまう可能性がゼロではないからです。
結婚式に向けて脱毛をしたい場合はかなり余裕をもってスケジュールを立てたほうが良いでしょう。

光脱毛の場合は合計8回以上、レーザー脱毛の場合は5回以上で効果が見られたという意見が一般的です。1回施術を受けると、次の施術は大体2ヶ月~3ヶ月おきに受けるというのが一般的なので、レーザー脱毛でも脱毛完了までに1年くらいはかかると考えておいたほうが良いでしょう。

たとえば夏に海に行くために脱毛がしたくなり、急に脱毛サロンやクリニックに通って脱毛を始めてもすぐにムダ毛が生えないお肌になるわけではありません。脱毛前後には日焼けが禁止されているので。脱毛をしてしまうと海などにも行けなくなってしまいます。

どのような目的で脱毛をする場合でも、脱毛前後のスケジュールなどの組み方には十分気をつけて、余裕を持って脱毛を行いましょう。

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